成年後見の事例紹介

このようなケースでも，まずはご本人の現在の状況を把握することが必要になりますが，親族の一人がご本人を囲い込んでいたりすると，ご本人の状況を 把握することがより一層困難になり，また，成年後見の申立てに必要な診断書の取得も困難であったりするなど，申立てに向けての難易度がより一層高まりま す。

しかし，虐待が疑われるなどのケースでは，他者を寄せ付けなず家庭内で密室化していることが多く，このような場合には，第三者である成年後見人などがその家庭内に入ってゆき，新しい息吹を吹き込むことがとても大切になります。

解決が非常に困難な場合もありますが，一度是非弁護士に相談して頂きたいと思います。

成年後見の申立てが困難となるよくあるケース

• 同居している親族が本人を囲い込んでしまっている，会わせてくれない・・・
• 本人が医師嫌いで診断書の取得が困難である・・・
• 介護の方針をめぐって親族間に対立がある・・・
• 老親を子の一人が自らのところに連れて行ってしまった・・・